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仲暁子 経歴
日本で一番有望な女性起業家といえばwantedly(ウォンテッドリー)のCEOである仲暁子さんです。
仲暁子さんは優秀な経営者であることはもちろん、なんとエンジニア・プログラマーでもあります。
ただでさえ少ない女性起業家ですが、さらに女性エンジニアでもあるのですごく珍しい経歴です。
そんな異色の経歴、仲暁子さんが開発したサービスwantedlyとは簡単に言うと転職支援サービスです。
Wantedlyの月間ユーザー数は60万人。クライアントは1万2000社にまで拡大した。ウォンテッドリー代表取締役の仲暁子氏によると「もともと4000社くらいまではスタートアップが中心だったが、その領域はほぼ取り切って、そこからは中小企業や大企業、病院、学校、行政など利用企業の裾野が広がっている状況」
引用:ビジネスSNS「Wantedly」がいよいよオープン化
“激変!会社の見つけ方 SNSを使った「共感採用」とは?”|日経プラス10 トークplus
仲暁子さんは、大学の研究者の両親の元に生まれます。
研究者ということもあり、かなり変わった教育方法で育てられたようです。
キャラクターの筆箱なんてありえないし、お弁当も胚芽米で彩りはなし。洗濯も漂白剤を使わないので体操着が茶色いとか(笑)。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
自宅には、両親の仕事で使う当時最先端のネット環境も完備されており、その影響を幼少期から強く受けています。
父が情報系だったので、子どものころから家にPCがたくさんあったんです。お下がりの古いMacをもらったのは、小学校高学年のとき。
最初にウェブサイトを立ち上げたのは小学生の時でしたね。
両親が研究者だったこともあって、家に歴代のMacやHTMLの本がころがっている環境でした。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
また、高校は日本ではなくニュージーランドの高校に進学しています。
海外への憧れが強くありました。それで、高校から日本を離れるんです。ちょうどアメリカで治安が不安定だったころで、選んだのがニュージーランド。
引用:仕事で不幸な人をなくしたい─ウォンテッド仲暁子 – Tech総研
ニュージーランドでの高校時代には、インターネットにどっぷり浸かり日本では受けることのないIT教育を受けたのかとおもいきや、そんなことはなく、ひたすら勉強に打ち込んでいたようですw
ネット環境も当時はなかった。それでPCとはすっかり離れて勉強ばかりしていました。
引用:仕事で不幸な人をなくしたい─ウォンテッド仲暁子 – Tech総研
高校時代は3年間ニュージーランドに留学していました。めちゃくちゃ勉強してて、ガリ勉って言われてましたね(笑)
引用:Wantedly CEO 仲暁子 さんに突撃インタビュー
Q:大学入試や大学生活の話を聞かせて下さい。確か京大の経済学部ですよね。
A:高校時代はとにかく勉強しました。東大へ行きたいという気持ちもありましたが、それはとてもシンプルな考えでトップに行きたい、人生の選択肢も広がるかなと。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
京都大学に進学後は、パソコンサークルに加入したり、英語力を活かして翻訳した英語のホームページ制作の事業を行ったりと今現在の仲暁子さんに繋がるようなエピソードが見られます。
大学に入学してすぐに入ったのが、PCサークル。
Q:大学に入ってからは。
A:起業サークルでホームページの制作会社を立ち上げた
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
引用:仲 暁子さんの学生時代
20歳の頃には、京大初のミスコンの実現に向けてリーダーとして周りに働きかけました。
ミスコンは仲にとって「女性たちの日々の努力を認めさせる場」だ。ランク付けが悪いとは思わない。勉強や運動と同じように「どれだけ努力したかで、優劣が分かれるのは当然じゃん」。
引用:収集講座
残念ながら、このミスコンは仲暁子さんが必死に準備を進めたものの学内から反対の意見が強く実現はできませんでした。
「見てくれだけで判断される社会を、女性自身が肯定してどうする」。祖父江信太郎(31)ら反対派の学生は迫った。「顔の美しさも才能」と言い切る仲。延べ24時間に及んだ議論は全くの平行線。京大初のミスコンは、最後の最後で、中止に追い込まれた。
引用:収集講座
この他にも学内フリーペーパーの発行、2005年に開催された名古屋万博では通訳を務め、最終学年には世界一周をするなどかなり活発な大学生活を送っています。
【学内フリーペーパー創刊】
学内の学生スナップとかした。まだ続いている
http://www.chotbetter.net/main.html
引用:仲 暁子さんの学生時代
【名古屋万博で通訳】
学生映画祭で、台湾から来た監督の通訳した
引用:仲 暁子さんの学生時代
【ピースボートで世界一周】
20カ国を4ヶ月で。通訳として2000人規模のボートで世界一周。
引用:仲 暁子さんの学生時代
仲暁子さん本人も大学時代に全く勉強ぜず、社交的な性格であるとも発言しています。
Q:大学に入ってからは。
A:反動でまったく勉強しませんでした(笑)。もともと目立ちたがり屋で社交的な性格なんです。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
就活では、もともと「自分のやりたいことをやりたい」と考えていた仲暁子さんですが、就活を行いゴールドマンサックスに内定をもらいます。
就職しないで自分のやりたいことをやれたら、と考えていたんですが、ゴールドマンサックスとリクルートから早い時期に内定を頂いてゴールドマンに行くことにしました。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
しかし、「ゴールドマンに行く」という決断は、仲暁子さんに後悔を生みます。
実は一番幸せだったのは内定者時代。まだ仕事を始めていないのに、ブランドは自分について、みんな驚いてくれる。でも内心は焦っていました。本当はゼロからイチを生み出す仕事が好きだったので、証券業務を楽しんでできるのかどうか不安でした。
結局、わずか1年半でゴールドマンサックスを退職してしまうのでした。
1年半での退職はまわりからも反対されました。
金融機関というのは、0から1ではなく、1から10、1から100を生むビジネスモデルが根幹にあるということを実感し、これは本当に私が人生をかけてやりたいことなのだろうか? と疑問を持つようになりました。
引用:Wantedly仲暁子氏のTEDスピーチ「好きを仕事にする」
そして、この経験が後にwantedlyを生み出すモチベーションとなり現在の企業理念にもなっています。
Wantedlyのミッションは、「シゴトでココロオドル人をふやす」です。 シゴトに熱中して、シゴトを心から楽しんでいる人を、1人でも多く増やしたい
退職したものの仲暁子さんに強くやりたいことがあったわけでないため、当時はとても不安だったと発言しています。
この写真は、私がゴールドマンを退職したその日に撮った写真です。4年前、24歳の私はとても不安でした。
引用:Wantedly仲暁子氏のTEDスピーチ「好きを仕事にする」
とりあえず、大学時代に漫画を書く趣味があったので母親が単身赴任している北海道の家に住み込み朝から晩までひたすら漫画を書いていたようです。
もしかしたら、これが、自分が情熱を傾けられる仕事なのかもしれない。そう思って、朝から晩まで、毎日毎日、半年以上、全部で30作品以上、書き続けました。 結果はどうだったか? ……ぜんぜん、ダメでした。
引用:Wantedly仲暁子氏のTEDスピーチ「好きを仕事にする」
ちなみに、仲暁子さんは今でも趣味で漫画を書いているようで自身のfacebook上で公開しています。
高円寺物語
新作!高円寺の古本屋で繰り広げられる恋愛物語です。あとはトーンだけ、って状態で2週間ほど放置されていたので、もうトーンは途中だけどまずは公開!
引用:高円寺物語
雨上がりのきみたちへ!
前描いた漫画をアップしてみる。ちょっと暗い笑
引用:雨上がりのきみたちへ!
自分に漫画の才能はないとわかったと同時にあるアイディアが頭に浮かんできます。
ふと思ったことがありました。賞は1000件くらいの応募から、数点だけが選ばれる。でも、中にはそれなりにクオリティの高いものもあるはず。でも、二度と賞には出せないボツ原稿なんです。それが日本全国に山のようにあることに気がついて。それを翻訳してオンラインで世界に紹介できたら面白いと思ったんですよね。それで「Magajin」というサイトを立ち上げるんです。
そんな経緯で次は漫画の投稿サイト「Magajin」を開設します。
このマンガを投稿するWebサービスのアイディアはおもしろいと思い、イスラエルにいるエンジニアのチームといっしょに、「Magajin」(マガジン)というサービスを作りました。
引用:Wantedly仲暁子氏のTEDスピーチ「好きを仕事にする」
仲暁子さんは、この「Magajin」の集客にfacebookを使おうと考えます。
このとき、ユーザー集めに活用したのが、当時まだ日本ではほとんど知られていなかったFacebookでした。
そして、facebookとコンタクトを取るために、IT起業家の集まりであるIVSに参加しました。これが思わぬ出会いを生みます。
日本法人の代表とグロースチームのグローバルヘッドから「一緒にやらないか」と声を掛けてもらったんです。当時はまだ5人という小規模なオフィスで、何でもやれるという点に惹かれました。
引用:利用者70万人超のウォンテッドリーを支えるチーム力とは?
ということで、まだ無名なfacebookの日本法人に就職を決めます。
もちろん、当時の仲暁子さんの頭の中は「Magajin」が中心でした。
私は「Magajin」をどうしても立ち上げたくて、二足のわらじでいいのなら、と入社を決めたのでした。
しかし、急成長するfacebookを目の当たりにすると仲暁子さんの考え方は変わるのでした。
フェイスブックで経験を積むにつれ、自分のサイトは収益化が難しく、ビジネスとしてずっと続けていけるものではないなと気づきました。
引用:利用者70万人超のウォンテッドリーを支えるチーム力とは?
そして、「Magajin」を諦めるとともにfacebookのようなソーシャルネットワークを活用したwebサービスの開発を始めるのでした。
人のつながりを使ったサービスが、この先、一気に生まれていくだろうと予想したんです。その波に乗りたい、と思いました。
そこで、ソーシャルメディアを使った面白いサービスを作って、それで食べていこうという気持ちで始めたのがウォンテッドリーです(当時の社名はフューエル株式会社)。
引用:利用者70万人超のウォンテッドリーを支えるチーム力とは?
メンバーは、仲暁子さん1人だけでしたのでwebサービスの企画もプログラミングも全て行いました。
自分で本を読みながら、Ruby on Railsというプログラミング言語を使って、Wantedly.com(ウォンテッドリー ドッドコム)というサイトを作りました。
引用:Wantedly仲暁子氏のTEDスピーチ「好きを仕事にする」
立ち上げ当初は自分一人で、サイト構築もコードを自分で書きました。
引用:利用者70万人超のウォンテッドリーを支えるチーム力とは?
初期のwantedlyは、西部劇のwantedをイメージしていたようです。
ー名前の由来はなんですか?
西部劇にあるWantedを使おうと思ったんだけど、ドメインを見たらすでに使われてて、Wantedlyならあったので、Wantedlyにしました。ちょっと大したことなくてすいません(笑)
引用:Wantedly CEO 仲暁子 さんに突撃インタビュー
当時(2011年)流行の兆しを見せていたfacebookの社員であることや元ゴールドマンサックス、京都大学卒。
そんな優秀な26歳(当時)の女性起業家が立ち上げたサービスということですぐにこのウォンテッドリーは多くのwebメディアに掲載されました。
誰もが羨むようなキャリアを歩むことができながらも、結局は自分の手によるビジネスに固執する現在26歳の仲暁子に僕が訊いたのは「なぜ、そんなに次々とチャレンジするのか」である。
引用:ソーシャルリクルーティングのウォンテッドを立ち上げたのはFacebook出身のマルチな才女
そして、メディアを見た多くの方がウォンテッドリーのユーザーになりました。
「TechCrunch」さんに取り上げられて、ユーザー数が一気に増えたんです。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
その後も順調にウォンテッドリーのユーザー数は伸び続け今に至ります。
最初はひとりで、マンションの一室から始まったこのプロジェクトでしたが、会社になり、人もどんどん巻き込んでいき、メンバーも増え、今では大きく成長を遂げています。5万人を超える会員ユーザーに使っていただけるほど大きくなりました。
引用:Wantedly仲暁子氏のTEDスピーチ「好きを仕事にする」
余談ですが、ヒットするwebサービスはリリース後すぐにユーザー数が伸びるという傾向があります。
今回のウォンテッドリー以外にも、facebookもすぐにユーザー数が増えました。
こちらは、仲暁子さん自身がウォンテッドリー立ち上げまでを語っている貴重な動画です。
Akiko Naka | TEDxKyoto 2013
wantedly オフィス

wantedlyは上場していないものの資金調達が順調です。
ウォンテッドリーは6月10日、日本経済新聞社(日経新聞)との資本業務提携を発表した。
日経新聞を割り当てとした約1億円の第三者割当増資を実施。
引用:ウォンテッドリーが日経新聞から約1億円の資金調達、採用支援事業などで業務提携
仲暁子さんも積極的に資金調達をしたいと発言しています。
私達の目標は、Wantedlyを通じて、世の中の一人でも多くの人がシゴトでココロオドル世界を最短距離で構造的に実現することです。けど人の一生は短い。お金があれば、時間をお金で買うことができます。それから、「誰から」調達するのかを選ぶことによって、経験と知恵も手に入る。
そんな潤沢な資金を優秀な人材集めや快適なオフィス作りに使っているようです。
特に2015年に移転したwantedlyのオフィスは日本のIT企業でもTOPクラスに豪華です。
ウォンテッドリー株式会社_会社紹介動画
階段状になっていて、この写真の後ろ側にはプロジェクターがあるのでプレゼンを聞けたりするらしい。
大変雰囲気のよい会議室
業界でファンがめちゃくちゃ多いCEOの仲さん!
ちなみに、移転前のwantedlyのオフィスはこんな感じでした。
社長のデスクにはたくさんのApple製品…★
打ち合わせはこんな感じ、社内でも紅一点の仲さん。
また、wantedly決算は、非上場で最新データがないため過去のものですが2013年8月時点で、522万円の赤字です。
資本金1.21億円
資本剰余金1.15億円
利益剰余金-1988万円
当期純損失522万円
引用:ウォンテッドリー株式会社の第3期決算は522万円の赤字!
転職市場は、リクルートなどの大手がすでにビジネスを展開していますので後発のwantedlyは、収益が上げにくいのでは?と指摘があるのも事実です。
そもそもFacebookを基点としたサービスなのでどこまで拡大できるのでしょうか。「共感」を基にした採用という理念は理解できますが、サイトを拝見するとどの会社の採用募集ページも差別化がなく、他求人媒体との違いが明確でないように感じてしまいます。
引用:【2013年9月】ウォンテッドリーの時価総額は19億円か??
とは言え仲暁子さんが将来的には上場はあり得ると発言しているので、上場をきっかけにwantedlyが大きな注目を集める日も近そうですね。
資金調達しているので、どこかのタイミングで上場は考えていますが、今、IPO自体はそんなに難しいことではないです。
引用:【起業のチカラ】キャンパスベンチャーグランプリ(cvg) 学生ビジネスプランコンテスト
経営理念でもある「シゴトでココロ踊ろう」の言葉通り一人でも多く仕事を楽しめる方を増やしていただきたいです。
仲暁子 結婚

仲暁子さんは独身です。美人社長なので彼氏がいるのか気になりますが情報は一切見つかりませんでした。。
結婚や子育てに関しては、仕事を優先したいため難しいと感じているようです。
バリバリ働く年齢で、子どもを産むと、一時的にそれができなくなるわけじゃないですか。ここ最近、知人が子どもを産んで、仕事を休んでいるのを目の当たりすると、世の中を大きく動かすようなインパクトの大きい仕事をするとか、キャリアでどんどん上を目指したいというときには、なかなか厳しいなと思うときがありますね。
それほど仕事が好きなようで、仕事中心の生活を送りたいと考えているようです。
ほとんど休みなしのハードワークで過ごしてきました。でも、やめようと思ったことはないです。だって、仕事が一番の楽しみですから。やめたら、その楽しみを取られてしまう(笑)。
引用:仕事で不幸な人をなくしたい─ウォンテッド仲暁子 – Tech総研
京大在学中にミスコン立ち上げている仲暁子さんですが、立ち上げの経緯でこんな発言をしています。
仲の心は、冷めていた。「男なんてしょせん、女の顔しか見てない」。
引用:収集講座
「男と女が対等」なんて、うそ。それなら、と仲は開き直った。「男が思う『いい女』像を変えようとするより、乗っかった方が楽。女を武器にしちゃえばいい」
引用:収集講座
当時20歳だった頃の仲暁子さんの考え方ですので10年以上たった今は分かりませんが、だいぶサバサバしている性格のようです。
仲暁子 プログラミング

仲暁子さんはプログラミングができます。
創業当初はwantedlyを仲暁子さん一人で作っていました。
しかし、意外にも仲暁子さんが本格的にプログラミングを勉強したのは2011年。仲暁子さんが27歳のときでした。
2011年の夏の始めの6月頃、風邪をこじらせて声が出なくなりました。どうせやることもないし、そう思って本を購入し、家に帰って少しずつ読みながらプロダクトを作ってみると、意外にも少しずつですが、作ることができました。多分、気管支炎とこの本がなければ、今のウォンテッドはなかったといえます。
引用:収集講座
実は仲暁子さんは、10回以上プログラミングに挫折しています。
過去に何度か挑戦したphp、javaやrailsも途中で挫折したことが10回ぐらいありました。
引用:収集講座
そこまで挫折しているにもかかわらずプログラミングを学ぼうとしたのは、当時働いていたfacebookの影響が大きいようです。
私よりも若くして億万長者になってるこたちもいる。そんなこたちが同じオフィスで隣で働いてて、キャリアパス的にも日本にはないものなので衝撃的でした。もう、自分で企画から開発までできるエンジニアは”神”のような存在なんだなと、価値観が大きく変わりました。
引用:注目のソーシャルサービスを作った元証券マンがFacebookで学んだこと
驚いたことがありました。私より年下で、大学にも行っていない会社の若い男の子たちが実はこっそりビリオネアだったりするわけです。持っていた株式を売却できる仕組みがあって、上場はしていないけどすでに億万長者で。リタイヤして世界一周の旅に出るエンジニアもいました。もちろん仕事はできましたが、わずか数年、勤務しただけ。ITの世界はとんでもないキャリアが描けるんだと思いました。
当時23歳だった、シリコンバレーから来たエンジニアのマンセル(Marcel Laverdet)さん。彼は学生時代にFacebookにハッキングをして、ページを競合他社の「Myspace」の画面に変えてしまうという、大胆不敵な「自己アピール」をしたという強者です。これに激怒したFacebookの創設者マーク・ザッカーバーグが彼をシリコンバレーに呼び寄せて、彼の思惑通り(?)Facebookのために働かせたといいます。学校をドロップアウトした経歴を持つにも関わらず、プログラミングの腕が一流だった彼は、Facebookのストックオプションで24歳で引退。普通の「成功者」では生涯かけても得られないような金額の報酬を得て、今は悠々自適な日々を過ごしている
引用:Wantedly CEO仲暁子さんが京大生に送ったメッセージ
引用:How Hacking Facebook Got This Man Hired… By Facebook
自ら企画してプログラミングまで行ったwantedlyで成功した仲暁子さんは、言い切ります。
MBAの価値が下がり、作れる人の価値が上がっている。 これを読んだ高校生・大学生諸君、MBAとかよりも、時代はプログラミングですよ。
プログラミングにもアプリを作るプログラミング、ホームページを作るプログラミングなど様々な種類がありますが、ここで仲暁子さんが勧めているのは、web系のプログラミング言語です。
知らなかった世界を知って、Web系のパワーというか、熱量を実感したんです。
web系のプログラミング言語で有名なのは、仲暁子さんも使うrubyとphpがあります。
web系のプログラミング言語をマスターすれば、インターネット上で使えるwebサービスを作ることができます。
しかし、注意点としてはrubyは、phpよりも難しく学習難易度が高いです。
学習難易度:★★★
JavaやPHPに比べて書籍や情報が少ないのが難点です。Web系の開発では本番で運用する環境が整っていないことも多いため、サーバに関する知識も求められます。PHPと比較されることが多いですが、PHPよりもオブジェクト指向の要素が強く、学習する項目が多いでしょう。
そこで、プログラミングをこれから学ぶのであればrubyではなくweb系のプログラミング言語であるphpがオススメです。
rubyよりも遥かに簡単にマスターできますし、phpでもrubyに劣らず高度なwebサービスは作れます。
ちなみに、phpで作られているwebサービスは世界に数多くありますが最も有名なサービスは、facebookでしょう。

目標を決めて努力することが悪いことだとは思わない。単一的でせまい価値観を今後広げたていって欲しいと共に、柔らかさを供えて欲しいと女性から見たからこそ感じた。
平気で人様の価値観を否定するかのようなコメントをするお前がお前自身のせまい価値観を広げる努力をすべきです
昨日、朝日新聞のフロントランナーを読み、今日、このサイトを読み、凄い方がいるんだなと感心しました。
「私がいて、世界がどのくらい変わるのか見てみたい」、「未来は予測不能だから面白いじゃないですか」等々。
何か今までと違った生き方をしたいと、定年退職まで3年を残し今月末でのセミリタイアを決断。
期待と不安が入り交じった複雑な気持ちの私にとって、大変励みになりました。