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大学生 プログラミング おすすめ言語

プログラミングを始めようとしている大学生の中には、どのプログラミング言語を学べばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、大学生におすすめのプログラミング言語は、PHPです。
PHPとは、サーバーサイドプログラミングの1種です。
サーバーサイドプログラミングとは、簡単に言うと、サーバーで動くプログラミング言語です。
サーバーサイドプログラミングは、PHPの他にJavaやRuby、Pythonといった有名なプログラミング言語が存在します。
そのため、PHP、Java、Ruby、pythonの中で一番おすすめのプログラミング言語については、以前から頻繁にエンジニア界隈で議論されてきました。
PHPをおすすめのプログラミング言語に選んだ理由は、難易度が低い割には、需要が高いこと。
そして、今後も成長の見込めるプログラミング言語だからです。
webサービスの80%近くでPHPが使われていると言われています。
Webサイトのサーバサイドの78.9%がPHPを使っています。
引用:PHPの将来性と需要ってどうなるの?2021年最新情報を解説!
PHPとJava、Ruby、pythonをそれぞれ比較してみました。
PHP Java 比較
PHPとJavaは、Ruby、Pythonよりも頭一つ抜きん出た需要の高さが特徴的です。
大雑把に言うと、プログラマーの半数以上がPHPかJavaを使っていると言っても過言ではないほどです。
そんな中で、大学生のおすすめのプログラミング言語にPHPを選んだのは、Javaは、難易度が高いからです。
個人差もありますが、Javaは、PHPの2倍近い学習コストがかかります。
とりあえずプログラミングを始めようと思ってJavaから始めると高確率で挫折するでしょう。
「Javaができれば、PHPもできる。PHPができてもJavaはできない。」とよく言われますがそのとおりだと思います。
逆に言えば、Javaをスムーズに理解できれば、最初のプログラミング言語にJavaを選ぶのもありです。
PHP Ruby 比較
Rubyは、難易度が低く求人数もPHPには劣るもののそれなりにあるプログラミング言語です。
PHPよりも難易度が低く、少ない学習時間でwebサービスを作成できてしまうため2015年頃までは、ITベンチャー企業を中心に採用されていました。
しかし、Rubyの致命的な欠点は、処理スピードの遅さです。。
Rubyは処理速度の遅さを指摘する意見が一部あります。これはRubyがインタプリタ式のプログラミング言語であることが影響しており、コンパイル式を採用しているCやJavaに比べると実効速度は遅くなってしまうのです。
引用:Rubyの将来性は?
つまりは、PHPと同じ処理をしても、Rubyを使うと処理速度が遅いのです。。
「処理速度」と聞くとピンとこないかもしれませんが、web開発では処理時間をいかに縮めるかが、重要な開発のテーマです。
なぜなら処理速度が1秒短いだけで数百万もの売上UPに繋がるからです。
売上に直結するページ(TOPページ、商品詳細ページ等)を、1秒以上高速化しました。その結果、月300万円以上の売上改善につながりました。年間だと数千万円は売上を伸ばせたという試算になります。
引用:サイトの「安定化・高速化」で月300万円の売上の改善に。
「処理速度」の他にも「Ruby オワコン」と検索すれば様々なRubyの欠点が指摘されている事がわかります。
事実、Rubyの求人数は、年々減少しています。
このままだと絶滅する可能性も危惧されているほどです。。
主要のWeb系に強い言語と比較してもRubyの案件数は少なく、今後ほぼ間違いなく右肩下がりに下がっていく傾向にあります。
Rubyを使用しているプログラマーからもオワコンとの意見も聞くためRubyは、おすすめできません。
私自身RubyやRailsを書いて3年位経ちますが、「終わりつつあるな」と実感することが多いです。
PHP Python 比較
Pythonの最大の特徴は、将来性があり期待値が高いことでしょう。
Pythonの得意とする処理は、ビックデータやAI(人工知能)、機械学習と言った話題性の高い分野です。
Pythonは、ITだけでなく経済誌でも取り上げられることがあるほどです。
意外にもPythonの難易度はPHPよりやや難といったところです。
そのため、プログラミング初心者でも使いやすいプログラミング言語です。
大学生でも最初に使うプログラミング言語をPythonにする方が近年増加しているようです。
2018年4月に新設された横浜市立大学データサイエンス学部でも授業でpythonを使っているようです。
1年次からプログラミングの授業があります。2年次になるとプログラミングの演習が始まります。プログラミングの言語としては、PythonとRです。
Pythonは、まさに今ダントツの人気プログラミング言語なのです。
「Python(パイソン)」は、世界で最も人気のあるプログラミング言語のひとつだ。その人気はさらに高まっている。
「JavaScript」と、Pythonと2位を分け合った「Java」以外の言語がトップ2に入ったのは、RedMonkがランキングを開始した2012年以来、初めてのことになる。
引用:プログラミング言語「Python」の人気が止まらない理由とは?
引用:プログラミング言語人気ランキング2020、2位に「大躍進」したあの言語
一方で、Pythonのにも欠点があります。
Pythonがまだまだ普及していないため求人数が少ないことです。
求人ランキングでは、8位と低位なのです。
Pythonは、PHPの半分以下の求人数しかありません。
引用:【2020年7月発表】プログラミング言語別求人案件ランキング
さらに、Python人気は一過性のブームで終わる可能性もあるのでは?と言われている点も注意が必要です。
Pythonエンジニアの需要は高いままですが、今まで同様の勢いがあるかどうかは今後の景気次第という部分が大きく未知数。場合によっては成長減速という可能性も秘めています。
引用:【2020年最新】プログラミング言語求人数TOP5とこれから注目の言語
以上を簡単にまとめると以下となります。
Java 難易度が高いが、圧倒的な求人数が魅力
Ruby オワコン感が否めない
Python 将来性に賭けるならtryする価値あり
PHP 難易度が低く、求人数も多い
なぜ、大学生におすすめのプログラミング言語がPHPなのか、お分かりいただけたかと思います。
PHP将来性
プログラミング言語は、時代とともに少しずつ進化しています。
PHPでは、数年に1度バージョンアップが行われています。
バージョンアップを行うたびに他のプログラミング言語の良ところをPHPにも積極的に取り入れているのです。
PHPは、進化をし続けているプログラミング言語なのです。
そのため、PHPは将来性があると判断して間違いありません。
新機能については、流行りの書式やら文法などを貪欲に取り入れていて、このあたりはさすがPHPってところです。節操がないとも言えますが、その節操のなさこそがPHPたる所以と言えましょう。
2015年に発表されたPHP7では、処理速度が大幅に改善しました。
このPHP7の登場で、当時勢いのあったRubyに大きく差をつけました。
php5.6でのページ表示時間が0.66秒に対し、php7.1では0.29秒となり、半分の時間で表示することができています。
そして、2020年にはPHP8がリリースされました。
PHP8では、処理速度がさらに高速化しているようです。
PHP8になり、もはや処理速度向上性能面において限界レベルに達したバージョンに到達した。PHPはインタプリタ型言語だから遅い、そんな時代は完全に終わった。PHPは猛烈に処理速度の速い開発言語へ進化したのである。
引用:PHP8.0.0正式版リリース、本サーバもアップデート完了
PHP8では、JITコンパイラを実装しています。
JITコンパイラを実装したことで処理速度が向上したので、PHP8はweb開発以外でも使われるプログラミング言語として期待されています。
Web以外で活用される機会の増加PHPがWeb以外のCPUを集中的に使用する処理でも活用される可能性が増える。つまり、PHPのシェアが増える可能性もある。
引用:PHP8の登場でプログラミング言語のシェアが大きく変わる!?
PHP8はこれまでPHPが使われることのなかった分野で活躍できる可能性があります。
私は、PHP8には将来我々が住む世界を広げてくれるような重要な進化があったと考えています。
引用:PHPカンファレンス20周年を記念して、キーパーソンにインタビューしてみた
以上より、PHPの将来性がいかに期待できるかがお分かりいただけたかと思います。
プログラミング言語 複数 同時
プログラミング言語を1つもマスターしていないのであれば、あれこれ複数のプログラミング言語へ手を出すのは辞めたほうがいいです。
まず1つのプログラミング言語を使いこなせるまでは、他のプログラミング言語に手を出す必要はありません。
目安としては、使用しているプログラミング言語で1からwebサービスなりを作れるレベルになるまでは他のプログラミング言語は避けましょう。
複数のプログラミング言語を使いこなせるとなんだかかっこよく感じますが、1つのプログラミング言語しか使用できないプログラマーは、多くいます。
大学生であれば、使いこなせるプログラミング言語が1つでも十分なのです。
複数のプログラミング言語を同時に学ぶよりも、1つのプログラミング言語を使いこなせるようになってから次のプログラミング言語に移った方が効率が良いと言われています。
1つ覚えれば他のプログラム言語を習得するのはそれほど難しいことではありません。
引用:2つ目のプログラミング言語を習得するのにどれくらい時間がかかりましたか?
大学生がこれからプログラミングを始めるのであれば、まずはPHPから初めて、簡単なwebサービスを作るのがよいでしょう。
複数のサービスを作りPHPを使いこなせるようになり興味があれば、Javaもしくは、Pythonに手を出してもいいかもしれません。
いずれにせよ、1つのプログラミング言語を使いこなせるようになるまでは、あれこれとプログラミング言語に手を出すのは避けましょう。
稼げるプログラミング言語の選び方 ■世界一稼げる授業
大学生 プログラミング 副業

大学生がプログラミングを学ぶ理由の1つに、プログラミングを使い副業したいケースがあります。
大学生がプログラミングを使って副業で稼ぐとなると、アルバイトやインターンで実践的なプログラミングを学んでいないと厳しいでしょう。
ゼロからのスタートであれば、アルバイトやインターンをしたとしても最低1年は必要でしょう。
副業とはいえ、プログラミングをして成果物を納品するわけなので納期があるわけです。
必要な要件を正確に洗い出して、納期までに納品できる調整力も必要です。
正確な見積もりができる力がなければ安く仕事を請け負ってしまう可能性もあります。
プログラミングを使い副業するとなると、プログラミングをする以外にもやらなければならないことが多いのです。
そのため、現実的には限られた大学生しかプログラミングを使って副業で稼ぐことはできないです。
ただ、唯一の例外として1つだけ大学生でもプログラミングを使って副業で稼ぐ方法があります。
それは、WordPress案件です。
WordPressとは、簡単にホームページやブログが作成できる制作ソフトです。
世界中で利用者されていて、今や全webサイトの1/3以上がWordPressで作られています。
そのため、WordPress関係の仕事は、山のようにあります。
WordPressを採用しているウェブサイトの割合がウェブサイト全体の3分の1です!
ランサーズやクラウドワークスを使えばWordPressの導入やカスタマイズを中心とした
WordPress案件がすぐに見つかります。
引用:CMS構築・WordPress制作のプロをさがして仕事依頼
サイト構築:個人ブログは1万円~、企業向けは5万~数十万円
テーマカスタマイズ、改修:個人が1万円弱~5万円、企業向けだと5万円以上~
WordPressの導入と移行:サイトの規模によるが5万円以上~
引用:WordPress副業をおすすめする理由|必須スキルとはじめ方
WordPress案件を始める際には、1万円程度の小さな案件からこなしていきましょう。
依頼者からの評価をコツコツと貯めることで信頼度が上がり、大きな案件も依頼されるようになります。
さらにWordPress案件は、在宅・リモートワークで副業を進められます。
慣れてくれば1日で10万円以上のWordPress案件をこなしていけるようになります。
大学生でも自宅にいながら高収入が可能なコストパフォーマンスの高い副業が可能なのです。
そして、このWordPressは、PHPで作られているので大きな案件になればなるほどPHPでのプログラミングが必要になります。
Webサイトのサーバサイドの78.9%がPHPを使っています。
引用:PHPの将来性と需要ってどうなるの?2021年最新情報を解説!
WordPressのカスタマイズには、CSSとPHPのスキルが必要になる。完璧に覚えていなくても、何とかなってしまう部分も多いが、最初に基礎知識を付けておく事で、カスタマイズの作業時間の短縮につながる。
引用:WordPressカスタマイズの基礎が全て分かる初心者必読の記事10選
大学生がプログラミングを使って副業で稼ぎたければ、PHPを学んで、WordPress案件で稼ぐことがおすすめの方法です。
