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技術ブログ メリット

技術ブログの一番のメリットは、内定がもらいやすくなることです。
大学生であっても日々学んだプログラミングの処理や、解決できたエラーの内容を技術ブログにコツコツと書いていきましょう。
エンジニアを目指して就職活動していれば、技術ブログもアピールの1つとして使うことができます。
採用で出会う面接官は、あなたの技術ブログを熱心に読んでくれるでしょう。
技術ブログを書いているだけで、大学生で技術ブログを書いていない学生よりも有利に就活を進めることができるのです。
技術ブログは、大学生で就活が終わっても書き続けていくことをおすすめします。
なぜなら転職活動でも技術ブログは、自己アピールの材料として使うことができ転職活動を有利に進めることができるからです。
社会人となり日々のエンジニア業務で学んだことを技術ブログにコツコツと書いていきましょう。
エンジニアにとって技術ブログとは、履歴書と同じくらい重要と言っても過言ではありません。
「技術ブログをかたっぱしから見て、いいエンジニアがいないかどうか探している」と人事の友人から聞いたことがあります。
技術ブログが人事の目に止まれば、面接をしたいとの面接依頼が送られてくるでしょう。
職場のエンジニアの同僚は、「技術ブログを書いていたら面接の依頼が技術ブログに設置した問い合わせフォームから届いた。そして、面接をして内定をもらった」と言っていました。
こうした事実がそれほど知られていないので、技術ブログを書いている大学生もエンジニアもまだまだ少ないのが現状です。
時間はかかりますが、技術ブログを長年書き続けていると書籍の執筆依頼やカンファレンスへの登壇依頼などのチャンスもつかみやすくなります。
ブログで特定の技術や言語に関する記事を書き始めてから約1〜2年で、何かしらのリアクションが生まれるとのこと。 毎日記事を書いていたこと、他のブログ等とは違ったターゲットや切り口で運営していたのが幸いしたのではないかと自己分析されていました。
ブログ経由で商業本のオファー結構あるのか…。 #執筆エンジニア
— おdd (@oddmutou) November 20, 2018
書籍の執筆やカンファレンスへの登壇は、下手な資格よりもエンジニアとしての市場価値を大きく高めてくれます。
このように、技術ブログを書いているだけでエンジニア人生で大きなリターンが見込めるのです。
技術ブログがコスパ最強な理由がお分かりいただけたと思います。
なぜ技術ブログを、書くと内定がもらいやすいのか?
それは、企業がエンジニアに直接アプローチできる「直接応募」だからです。
「直接応募」とは、転職エージェントを使わずに直接企業とやり取りする方法です。
転職エージェントを経由した場合は、転職エージェントへ高額な手数料を支払う必要があります。
転職エージェントは、年収の約30%が相場です。
人材紹介で発生する手数料(報酬料金・フィー)は、「募集企業と採用決定者との間で合意した理論年収(※)の30~35%」となるケースが相場になります
引用:人材紹介会社と契約する際、知っておきたい手数料の相場・返金規定について
転職エージェントを経由して、年収500万円のエンジニアを採用した場合は、
500万円x30% = 150万円 となりますので、なんと150万円も転職エージェントへ手数料を支払わなくてはいけないのです。
企業からすれば、技術ブログを見てエンジニアのレベルや性格がわかった上で面接の依頼が無料で出せます。
めでたく採用した場合も、手数料がかからないので技術ブログ経由でエンジニアを採用するのは、メリットが大きいのです。
直接応募すると「採用コストがかからない」そして「好印象」のため、「有利」だと言われています。
引用:転職活動時、企業サイト求人に直接応募するべきか?5回の転職活動からわかったこと。
エンジニア 文章 下手
内定がもらいやすくなる以外にも技術ブログを書くメリットはあります。
それは、技術ブログを書くことで文章力が上がることです。
エンジニアは、プログラムを書く時間と同じくらい文章を書く時間が多いです。
それも、専門用語が通じない非エンジニアにも伝わるように文章を書く必要があるので、高い文章力が求められるのです。
「要件定義書」「提案依頼書」「テスト仕様書」――エンジニアは業務でさまざまな文章を書きます。
文章力は、文章を書けば書くほど向上します。
技術ブログを書くことで文章力の向上が可能なのです。
本や日常会話などでインプットしたことは実際に文章に書いてアウトプットすることで、文章力が高まります。
引用:文章力を上げる方法|上手い文章の書き方や文章構成が学べる7つの記事と参考本
堀江貴文さんも日常的にアウトプットをすることをすすめています。
情報を脳に貯め込んでいるばかりでは意味がない。情報のアウトプット、つまり自分の意見の発信とセットにしていこう。発信する場所はいくらでも揃っている。
引用:発信しなければ、未来はつくれない。人生を切り開く“ホリエモン流アウトプット術”
技術ブログを書くことで、文章力を向上させることが可能なのです!
【12分で解説】学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)【世界を変えるのはいつもアウトプット】
技術ブログ ネタ

技術ブログでは、日々のプログラミング学習で学んだことやITジャンルの時事ネタなどを書いていくのが一般的です。
技術ブログの内容は、何を書いてもいいですが意識していないと、技術と関係のない普通のブログになってしまう可能性もあります。
そのため、技術ブログは、以下のいずれかに絞って書くことをおすすめします。
例えば、テキストエディタやAWSなどなど。
特に新しく登場したツールの使い方を知りたい需要は高いです。
丁寧にツールの使い方を解説すれば多くの方に読まれるでしょう。
まずは、普段自分が使っているツールの使い方から技術ブログのネタにしてみるといいでしょう。
よくあるエラーは、もちろん、珍しいエラーの解決法に頭を悩ますエンジニアも、多いです。
フレームワークやOSのバージョンによってエラーの原因は様々です。
きちんと、どんな実行環境で起きたバグかを記載した上で、エラーを解消した方法について書いてみましょう。
学んだ勉強内容を技術ブログに書けば、勉強のアウトプットとしての効果が期待できます。
IT資格は、会社によっては、昇格の条件に指定されている場合もあります。
有名なIT資格であれば、なんとしてでも合格したい方が多いので、資格合格のためにどのような資格勉強をしていたかは、貴重な情報なのです。
IT資格合格後に、自身の勉強内容を振り返り、これから合格を目指す方に役立つ記事を書けば、多くの方に読んでもらえること間違いなしです。
技術ブログに書くことで、自身の知識を整理することができますし、そのイベント、勉強会に参加したくても参加できなかった方が読んでくれるでしょう。
エンジニア向けの有名なイベントは、平日開催が多いので行きたくてもいけない方が多いです。
時間の自由がある大学生や、会社が勤務中のイベント参加を認めてもらえる方は、積極的に参加してみましょう。
そして、技術ブログにイベント内容や感想をまとめてみると多くの方に読んでもらえるでしょう。
技術ブログ 始め方

技術ブログをこれから始める際には、WordPressを開設して始めることをおすすめします。
qiitaやnote、はてなブログなどの無料で提供されているブログサービスを使い技術ブログを書くことは、おすすめできません。
理由は、ブログの運営会社によって不自由する可能性が高いからです。
例えば、ブログで有名なアメブロですがアメブロでは、アフィリエイトをすることができません。
2020年1月の「Ameba Pick」のスタート以降、この「Ameba Pick」以外の、他社アフィリエイトリンクの記事内への貼り付けが出来なくなる
他にも、可能性は低いもののブログ運営会社がブログサービスをやめる可能性もなくはないのです。
技術ブログは、エンジニアである以上は書き続けるでしょうし、何か紹介したい技術書があれば当然アフィリエイトもしたくなるでしょう。
そんなときに、qiitaやnote、はてなブログなどの無料で提供されているブログサービスを利用している場合だと、ブログサービスが停止されたり、アフィリエイト行為が規約違反だとして自分の技術ブログが消されたりするリスクがあるのです。
以上の理由から技術ブログをこれから始める際には、WordPressを開設して始めることをおすすめします。
WordPressとは、簡単にホームページやブログが作成できる制作ソフトです。
WordPressを始めるには、2つ方法があります。
1つ目は、レンタルサーバーを借りることです。
レンタルサーバーを借りることで、WordPressを簡単に始めることができます。
レンタルサーバーを提供している会社は多いですが、一番のおすすめなのは、ロリポップです。

ロリポップでは、月100円で簡単にWordPressを始めることができます!
今なら10日間の無料お試し期間がありますので、とりあえずロリポップでWordPressを開設して技術ブログを始めてみましょう!

2つ目は、VPSを借りることです。
VPSとは、レンタルサーバーよりも上級者向けのサーバーです。
使うためには、ITインフラの知識が必要になります。
レンタルサーバーでは、ボタン1つでインストールされるWordPressですが、VPSを使うと慣れていても小一時間はかかります。
しかし、VPSへApacheやPHPをサーバーへインストールさせたり、Mysql、ファイアーウォールを設定することは、非常に勉強になります。
今後、自分でwebサービスを立ち上げたい場合やIT企業で働く場合は、間違いなくVPSを利用するでしょう。
今のうちからVPSを利用してITインフラの知識を学ぶことをおすすめします。
「VPS WordPress」のように検索すれば、コピペするだけでVPSへWordPressをインストールする方法がたくさんでてきますのでそれほど難しくはないです。
VPSは、月約500円とレンタルサーバーよりは、値段が高いです。
月約500円をコストととらえるのではなく、ITインフラを実践的に学べるための勉強代・自己投資と考えれば安いものです。
VPSを提供している会社は、多いですが初心者でも使いやすいのは、ConoHaです。

ConoHaは、サポートが豊富でWordPressの導入方法も分かりやすいマニュアルが用意されています。

