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堀江貴文は、稼げるプログラマー
言わずと知れた超有名起業家の堀江貴文さん。
ライブドアの社長時代には、プロ野球球団買収、ニッポン放送買収。さらには、選挙へ出馬するなどと、その「想定外」な行動が話題となり、当時は芸能人並みにテレビに特集されていました。
しかし、そんな一方で堀江貴文さんが優秀でかつ稼げるプログラマーだったことをご存知でない方も多いのではないでしょうか?
会社創業間もない頃のホリエモンと呼ばれる前の堀江貴文さんは、「営業、企画、プログラムすべて一人でできる」と業界ではすでに有名でした。
社長である堀江は、営業して仕事を取ることと、サイト全体を企画すること、HTML文書を書くことを一人でできる。
社長自らが、各分野の仕事を最低でも”中の下”くらいのレベルまではやることができる。
だからつまらない仕事をやっている社員を「このくらいなら俺でもできる」と一喝することができる。
そうやってクリエイター軍団を運営し、情報を収集しつつ技術力を磨き続けて、ウェブサイト制作事業における強者の地位を確立したのである。
引用:『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』:サイト制作ビジネス
サイバーエージェントが当時のライブドアに開発を依頼したサイバークリック、メルマなどの広告システムがあるのですが、そのシステムを開発したのが堀江貴文さんでした。
サイバークリックとかメルマは最初一人で作りました
ちなみに、このシステムでサイバーエージェントは、大儲けをして、東証マザーズに上場を果たします。
このように、当時の堀江貴文さんが率いるライブドアのメイン事業は、受託開発でした。
ここでの受託開発とは、ソフトウェアやwebサービスをプログラミングすることで制作する事を言います。
今でもそうですが、プログラミングできる人材が圧倒的に不足しているため、当然、ソフトウェアやwebサービスを作れる会社は、高額な制作費で儲けることができました。
利益を上げるため、実は自主開発より、受託開発のほうが手っ取り早い。だからあの頃は受託開発の比率はずっと高かった
「当たり前のことを当たり前にやっているだけですよ。周りには冒険しているように見えるかもしれませんが、僕はリスクなんか取ってないんです。この商売は基本的に赤字になる体質ではありませんよ」
堀江は抑揚のない声でさも当然そうに語る。
引用:『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』:サイト制作ビジネス
そして、2000年3月、サイバーエージェント上場の1ヶ月後に、堀江貴文さん率いるライブドアは東証マザーズに上場を果たします。
堀江貴文の総資産

堀江貴文さんの総資産ですが、とあるテレビ番組では、「総資産3000億円くらいあった」と発言しています。
しかし、これは、逮捕前の総資産です。
逮捕後の現在の総資産は、堀江貴文さん本人の口からは一度も語られていません。
とは言え、Twitterで↓のような発言をしていることから、数億円以上は、総資産があると推測できます。
23歳から、1000万を下回ったことはないです。
そこで、堀江貴文さんの現在の総資産を推測してみました。
調べたところ、堀江貴文さんの主な収益源は、以下のとおりです。
堀江貴文のブログでは言えない話(有料メルマガ)
まずは、有料メルマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」です。
2010年2月からスタートしており、週に1回配信で、月額840円。
購読者は、「1万5000人くらいいます」と発言しており、公式に年商1億円を達成したとも発表しています。
本日、当社から堀江貴文氏への支払い累計額が1億円を超えました。
印税
堀江貴文さんは、逮捕後から2ヶ月に1冊のペースで出版をしています。
ものすごいハイペースです。。
※堀江貴文さんの著書
そして、ただ闇雲に出版をしているわけではありません。なんと、堀江貴文さんは、最低3万部の出版条件を持っています。
本の印税は、刷った時点で発生しますので1冊の本を出版するだけで最低でも3万部分の印税となります。
本の印税は1割が著書に入りますので、1冊1500円として計算しても最低450万円以上の利益となります。
2016年現在で、著書は120冊を超えているため、450万円 X 120冊 = 54000万円となり、印税だけでも5億円を超えていることが推測できます。
ベンチャー投資
逮捕後は、堀江貴文さん自身でビジネスを起こすというよりも、有望なビジネスを行っているベンチャー企業に投資をすることで莫大な利益を得ているようです。
ベンチャー投資のパフォーマンスの高さを考えると、為替リスクなんて大したことはありません。仮に円の価値が半分になったとしても、リターンが数百倍、数千倍が当たり前のベンチャー投資の世界においてはどうでもいいことですよね。
この発言から推測するに、このベンチャー投資が今の堀江貴文さんの収益源の柱となっていると思われます。
調べていたところ逮捕前のライブドア時代からベンチャー投資は、行っていたようです。
2012年にマザーズに上場した「ユーグレナ」という会社に最初に投資をしたのも堀江貴文さんでした。
ユーグレナに最初に投資したのは、実は私が経営していたライブドアのファイナンス部門が運用するバイオファンド
引用:ホリエモン「ユーグレナとライブドア事件の意外な因果関係」
堀江貴文 現在の資産
以上より、逮捕後からの資産も有料メルマガ、印税、ベンチャー投資などで、数十億はくだらないと推測できます。
さらに、トークショーでは、↓のような発言もされております。
メルマガが収益の半分とまではいかない
年1億以上を稼ぐ堀江貴文さんの有料メルマガが、収益の半分にはなっていないということですので、最低でも年収は2億円以上あるのは間違いないですね。
メルマガを始めてすでに5年近くが立ちますので、総資産は、最低でも10億円は超えているでしょう。
堀江貴文のプログラミング勉強法

そんな億万長者な堀江貴文さんですが、彼が今でも一番稼げると断言しているのがプログラマーです。
ITの世界に関わってもう23年くらい経ちますが、ずっと“おいしい商売”だなと思ってるんです。プログラミングって結構簡単なのに大多数の人はできないし、プログラミングが難しいと思っている人もいっぱいいて、正直この仕事でこんなにお金もらっちゃっていいの?と思ったり。開発技術者が圧倒的に足りていない。それこそ、小さなベンチャー企業のCTOにでもなれば、年収2000万円とかすぐに到達してしまう。
年収2000万円がすぐに到達できると聞くと、胡散臭いを感じるかもしれません。
しかし、事実、エンジニアはかなり不足しています。
求人倍率は7.72倍。ひとりの技術者を7、8社が奪い合う状況です。
そのため、若くして同世代よりも100万円以上高い年収を得ることも普通にあります。
なによりもプログラミングは簡単です。
まあ、プログラミング自体は簡単だからね。最初のHello worldを出力するところが最大のハードルかも知れない。後から考えると全く何とでもないことなんだけど。
堀江貴文「プログラミングは簡単」
私自身も未経験からプログラマーになりましたが、いざ取り組んでみたら即マスターできました。
また、堀江貴文さんは、自身の有料メルマガの読者へのアドバイスでこんなことも言っています。
Q.14 国が行っている雇用保険の給付の切れた失業者対策の教育訓練についてホリエさんならどう改善されるかという質問です。「自分ならこんな講座やるのにね」ということを教えていただけないでしょうか。
A. 自分ならもっとオープンソース系のPerlとかPHPとか簡単でウェブ上に色んなモジュールがタダで手に入り参考書や参考サイトが多数あるものをやらせますけどね。DBもMySQLとかね。んでLinuxクラウドでサーバ立てる方法とかマネタイズの実例とか。最悪一人でも食っていけるようなスキルを身につけさせます。
引用:堀江貴文 Q&Aコーナー 発行日:2010年03月22日
Q.28 私は印刷関連の企画営業みたいなことをやっている中年会社員です。何か 独りでできるビジネスを模索しています。何とか食えればいいと思いますが、中年からでも一人でできるビジネスはありますか?良いアイデアあれば、ご教授ください。
A. 生活レベルを下げる事を覚悟するならば道はあるでしょうね。退職金もそれなりにもらえるでしょうし。プログラマーなんてどうでしょうか?PerlとかRubyとかPHPとか使えるとそれなりに仕事はありますよ。気楽ですし。
引用:堀江貴文 Q&Aコーナー 発行日:2010年03月22日
つまりは、簡単でかつ需要のあるPHPとMySQLを学ぶことを勧めています。
PHPは、特に慢性的なプログラマー不足が起きている分野です。
現在多くのサイトやWebサービスにPHPプログラムが利用されていることから、JAVAと並んでIT技術者の中でも特に不足している分野
